Microsoft365の各サービスでは、最低必要なシステム要件や制限事項（パソコンのハードウェアスペックやOS、サービスごとの制限）が決まっています。これらを知らないで導入すると、動作が重かったり制限に達したときにサービスが従来のように動かないといったことがあります。今回はシステム要件や制限事項の調べ方をご紹介します。
初めにシステム要件の調べ方です。
Googleなど、サービス名とシステム要件 で検索するだけです。
例えば、「Teams システム要件」 で検索をします。たいていマイクロソフトのウェブサイトが検索結果の一番上にでてくるのでそれを選びます。目印は docs.microsoft.jp と書いてあることです。以下のような感じです。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/hardware-requirements-for-the-teams-app
docsはマイクロソフトの技術情報が掲載されているウェブサイトで、ほとんどの情報はdocsに掛かれています。
上のスクショの検索結果では、answers.microsoft.com から始まるウェブサイトも出てきています。
answersはマイクロソフトが運営しているコミュニティサポートでユーザー同士やモデレーターによるQAが掲載されていますが、製品やサービスの最新情報はdocsで確認することをお勧めします。
次に制限事項の調べ方です。
こちらもGoogleなどで サービス名と制限事項 と検索するだけです。
例えば、「SharePoint 制限事項」と入れます。（”制限”でも可）
こちらもdoc.microsoft.com が頭につくウェブサイトが見つかります。
docsは日本語の翻訳が少し読みずらい（マイクロソフトでは英語で書かれたものを多言語に翻訳しているため）のですが、その場合は英語版と突き合わせてみると意味が分かる場合があります。
英語版に切り替える前にブラウザのタブを複製して日本語ページを残しておき、複製したタブのほうで画面右上にある「英語で読む」をクリックすると英語のページが表示されます。
docsは読み慣れないとなかなか難しいかもしれませんが、技術的な情報やサービスの仕様はほぼ書かれているので、こちらの情報をヒントにしてMicrosoft365の活用に役立ててください。