Gmailの連絡先をOutlookに取り込む方法

Outlook

Exchange Onlineを導入したお客様で、メールデータの移行はしたものの、Gmailに保存していた連絡先リストを移行していない場合に、個々人がGoogleコンタクトのデータをOutlookにインポートすることで対処することができます。ただしインポート時にはツールのプロンプトの通りに行ってもすんなりいかないためポイントを押さえる必要があります。(この情報は2023年5月時点の情報です)

1. Googleの連絡先を保存する
① Googleコンタクトを開く https://contacts.google.com/
② 左ペインの”連絡先”をクリック>ダウンロードマークをクリック>Outlook CSV形式を選択>
 エクポート(PCの任意の場所先を指定後保存)

2. 保存した連絡先ファイルの設定変更を行う
① 保存したCSVファイルを選択し、プログラムから開く > メモ帳から開く 
 (Excelで開くと文字化けしているが、メモ帳では文字化けしていない)
② ファイル>名前を付けて保存 >エンコードをANSIに変更 >ファイルの種類は”すべてのファイル”
 を選択 >保存 >上書きしますか?で”はい”を選択
③ ファイルを開き、文字化けしてないことを確認>任意の列を選び、列の幅を変更
 (例;Firstnameなどの列を選び文字がすべて表示される幅にする)>保存>上書き保存
(※この時点でファイルの種類はCSVファイルになっていることを確認)
④ メッセージ(メモ帳 このファイルは、ANSIテキストファイルとして保存すると失われてしまう…)
が表示された場合はOKを押して終了

3. Outlookの連絡先にインポートする
① Outlookを立ち上げ、ファイルタブ  > 開く/エクスポート >インポート/エクスポート >
 他のプログラムまたはファイルからインポート>テキストファイル>インポートするファイルを指定
>”ファイルのインポート”ウィンドウで”フィールドの一致を選び、インポートするファイルの列名と、
Outlookの列名をマッピング>完了をクリック

以上でGoogleのコンタクト情報がOutlookの連絡先にインポートされます。

ユーザーがExchange OnlineとOutlookを接続して利用している場合は、Outlook On the Webで連絡先を開くと、先ほどOutlookに取り込んだ連絡先が自動同期されていることが確認できます。

他にもやり方があるかと思いますが、取り込み方の一例として紹介させていただきました。
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ご興味のある方はこちらの問い合わせフォームからご連絡ください。

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