Teams デスクトップアプリで画面共有で障害が起きた場合の対処

Teams

先日いつものPCからTeams会議を行っていると、PPTの画面共有時にスライド送りしても相手の画面ではスライドが切り替わらず、かつ、カメラの画像も固まるという事象がおきました。
確認できた事象を次の3点です。

① PowerPointの画面共有でスライド送りをしても、相手側の画面ではスライドが切り替わらない
② 同時にこちらのカメラ画像が固まる
③ Teams会議から退出ができなくなる

一般的な対処としては、

  • Teamsのキャッシュ情報を”ファイル名を実行する”から削除する。( %AppData%\Microsoft 配下のTeamsフォルダをすべて削除)
  • Teams Desktopアプリをアンインストールする。
  • PCを再起動する。
  • 再起動後最新のTeams Desktopアプリをインストールする。

という方法が挙げられますが、今回はこれを何度か繰り返しても改善されませんでした。また、複数のPCで同じ事象が再現したためちょっと厄介だなーと思い、Microsoftのサポートの連絡して新たに Teams Machine Wide Installer というアプリをアンインストールするようアドバイスをもらいました。
現時点では事象は収まったので当面様子見をしている状況です。

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2023年5月23日追記
Officeファイルの画面共有で再び不具合が出たため、回避方法として次の方法で対応中です。
① OneDriveを参照 → ② 画面共有したいファイルを選択 → ② PowerPoint LiveやExcel Live等で投影

これだとかなり安定します。

ちなみに、こちらのMicrosoftのページによるとTeamsアプリを完全にアンインストールにはTeams Desktopアプリだけでなく、Teams Machine Wide Installerをアンインストールするよう記載がありました。


Teams Machine Wide Installerの役割は、Teams クライアントを自動でインストールするためのプログラムで、ユーザーが新しい Windows ユーザー プロファイルにサインインするたびに起動されて、ユーザーの %LocalAppData%MicrosoftTeams フォルダーに Teams アプリのコピーがインストールされます。これをアンインストールした場合の影響は、Teams Desktopアプリも がコンピューターから削除されることです。Teams Machine Wide Installer をアンインストールする前には、予めタスクバーの Teams アイコンを右クリックして Teams を終了する必要がありますが、或いは事前にTeams Desktopアプリだけをアンインストールする方法もあります。

今回、Teams DesktopアプリとTeams Machine Wide installerそれぞれをアンインストール後、改めてTeams Desktopアプリの最新版のダウンロードとインストールをしたのですが、Teams Machine Wide installerは同時にインストールされない?ようで、Windowsの設定>アプリから検索しても、以前表示されたTeams Machine Wide installerがヒットしませんでした。

このあたり最新版で仕様が変わったか情報が見当たらないのですが、Teams Desktopアプリからアプリの更新はできたので、暫くこれで様子見しようと思います。

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