社外ネットワークからSharePoint Onlineにアクセスさせたくない場合の設定

SharePoint Onlineの管理センターのポリシー設定では、アクセス制御 という設定画面があり、ここからアクセスを許可するIPアドレスを指定することができます。”ネットワークの上の場所”をクリックしてメニューを表示させます。

デフォルトでこの機能はオフになっているので、トグルスイッチをオンに切り替えます。

トグルスイッチをオンにするとIPアドレスを入力するカラムが表示されるので、ここにアクセスを許可するIPアドレスを入力して保存をクリックします。設定するIPアドレスや範囲は、カンマ区切りにすることで複数設定することができます。

この設定をする場合、Exchange , Yammerなどと同じポリシーとIPアドレスの範囲を設定することをマイクロソフトでは推奨しています。これはファイル保存場所として各サービスがSharePointを利用していることから、SharePointだけ異なるアクセス制御設定にすると連携している各サービスの使い勝手が悪くなるからです。

会社によっては動的なIPアドレスを使用している場合もあるため、その場合想定されるIPアドレスの範囲を全て設定しておく必要があります。これがちょっと面倒かもしれないです。

SharePointのアクセス権限やアクセス制御の設定、デバイス制限は複数の機能を組み合わせて使用することができます。

自社に合った形で運用したいがどのようにして良いかアドバイスが必要な場合は弊社までお問い合わせください。

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